2022年7月27日

ディープインスティンクトの新CIOが語る入社理由

転職の決断は常に難しいものです。特に、20年以上も同じ組織で仕事をしてきた場合はなおさらです。私にとっては、居心地のよい場所から抜け出して、新たな変化を受け入れることがチャレンジでした。

では、何が私をDeep Instinctへ参加する選択をさせたのでしょうか。

私のキャリアのほとんどは、さまざまな役割を担い、常に変化し続けてはいたものの同じ組織の中でした。そこで何か違うことをやってみたいと思うようになりました。当時Deep Instinctのメンバーに会うまで、それが何のかは明確にはわかりませんでしたが、あるときピンときたのです。これこそ、私が求めていた変化だと。

他に類を見ない革新的な技術

私は25年以上にわたってシティグループに在籍し、セキュリティ戦略やエンジニアリングを担当するチームのリーダーとして、またシティのグローバルビジネス部門を保護するセキュリティ製品・サービスの日々の運営に携わってきました。20年以上経った今、私はサイバーセキュリティの分野で何か違うことをしたい、他の大企業でまた同じことをするのは嫌だ、と思うようになりました。しかし、これまで学んだことや経験を生かしつつ、何か新しい新鮮な視点で、かつテクノロジーに近いポジションに留まるにはどうしたらいいのか悩んでいました。

そこで出会ったのが、Deep Instinctです。サイバーセキュリティのスタートアップに転職すれば、自分の好きな分野で多くの組織に影響を与えることができます。それがDeep Instinctであり、他のアプローチでは実現できない継続的な予防を提供するディープラーニングの革新性だと考えました。

Deep Instinctを最初に知った時、我々はすでによい他のソリューションをもっていました。しかし、Deep Instinctの名前を何度も聞いたので、ある土曜日の朝、日常業務に煩わされることなくあらためてその技術を見直してみました。そして、従来のシグネチャー方式から機械学習へと進化したように、ディープラーニングはサイバーセキュリティの次なる進化を遂げる技術なのだと確信しました。以前のスタートアップの波でも、小さな会社の中に隠された珠玉のアイデアやアプローチに、「あっ」と思ったことがあります。そして、私自身や私が率いたチームが、サイバーセキュリティ企業の発展や戦略において、そのような成功に貢献したこともありました。

このディープラーニング技術が提供する予防という能力と、人間の心のように常に知識ベースを拡張する能力は、企業を守るため、私にとって今は顧客と企業を守るための果てしない戦いにおいて、比類ない可能性を秘めています。これからの歴史の中で、Deep Instinct がこの予防の次の進化の波における最初の破壊的イノベーションを起こした企業であることを証明してくれるでしょう。

ディープラーニングの最もエキサイティングな側面は、私たちがまだその可能性を完全に分かりきっていないことです。ディープラーニングは、デバイスとクラウドプラットフォームのような非デバイス固有のワークロードの両方に適用できる、拡張性の高い技術なのです。セキュリティ・リスクやギャップなど、ディープラーニングで解明できることは膨大で、私はそれを社内で探求し、サイバー分野の真の問題に取り組む能力を高めていきたいと思っています。この市場で革命を起こす旅にともに参加したいと思わない人はいないでしょう。

素晴らしいリーダーシップと文化

「すごい! 」というのが、Deep Instinctのチームに会ったときの第一印象でした。メンバーの誰もが純粋に興奮し、製品を心から信じていました。これは、どのサイバーセキュリティ企業でも見られることではありません。

この業界はストレスが多いため、従業員が自分の組織に関与していないことが多く、大規模なグローバルチームのリーダーとして、これは常に私の優先事項でした。Deep Instinctのチームは他とは違い、単に技術スタックについて話すだけでなく、彼らがとても大切にしているリーダーシップ、人材、文化について時間をかけて話しました。技術も素晴らしいのですが、私にとってはこの感覚がより重要なのです。

評判の良さ

セキュリティ業界に長く身を置くと、それなりの人脈ができるものです。私は、友人、元同僚、パートナー、元顧客にDeep Instinctについて尋ねてみました。その中で、会社や技術について否定的な意見はなく、むしろ「この機会を逃す手はない」と背中を押してくれる人がほとんどでした。

Deep Instinctは、顧客の成功に焦点を当てた才能と技術に基づき、すでに市場や顧客からの信頼を得て、強固な基盤を確立しています。リサーチチームは優秀であり続け、製品と技術を組み合わせることで、Deep Instinctは今日、比類のない存在となっています。

このような革新的で将来性のある組織で、私の人生の新たな旅立ちを迎えられることを光栄に思い、大変うれしく思っています。