2022年4月27日

「IIJセキュアMXサービス」に ディープラーニング技術を用いた次世代型アンチウイルスエンジンを導入

-- ディープインスティンクトの次世代型アンチウイルスエンジンを採用--

世界で初めてサイバーセキュリティにエンドツーエンドのディープラーニングを適用した※1米Deep Instinctの日本法人であるディープインスティンクト株式会社(本社:東京都 港区、カントリーマネージャー 並木俊宗、以下 ディープインスティンクト)は、株式会社インターネットイニシアティブ(以下IIJ)が、クラウド型の統合メールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス(以下、セキュアMX)」のアンチウイルス機能を強化するため、新たにディープラーニング(深層学習)技術を用いて未知のウイルスも検知できるDeep Instinctの次世代型アンチウイルスエンジンを基本機能に組み込み、本日より提供を開始することをお知らせします。ディープラーニング技術を用いたアンチウイルス対策を提供するメールセキュリティサービスは、国内初となります。

セキュアMXは企業のメールシステムに必要なセキュリティ機能をクラウド型で提供するメールセキュリティサービスで、これまで2,000社以上の企業に導入され、クラウド型メールセキュリティ市場で国内シェアNo.1(※)の実績を持っています。昨今ではMicrosoft 365に本サービスを組み合わせてメールのセキュリティを強化するといった利用も増えています。

(※)出典:富士キメラ総研(月刊BT 2019年9月号「クラウド型メールセキュリティサービス市場調査)

本サービスでは、検知エンジンとして複数セキュリティベンダーの製品を利用した多段的なアンチウイルス/アンチスパム対策を行い、脅威メールのすり抜けを防御しています。

今回新たに導入するDeep Instinctの次世代型アンチウイルスエンジンは、人工知能(AI)によるディープラーニングの技術を用いて数億を超える膨大なファイルのデータサンプルから悪性ファイルの特徴を数値化して作成した数理モデルを活用し、対象の危険度を予測する新しい検知方式のエンジンです。ウイルス判定にディープラーニング技術を活用することで、未知のウイルスに対してもその構造から危険性を予測できるため、実行前にウイルスを判定しブロックすることが可能になります。

セキュアMXの基本機能に、次世代型アンチウイルスエンジンを追加することで、巧妙化するサイバー攻撃に幅広く対応し、検知精度の向上に加え、従来のパターンファイルを用いたウイルス対策では判定できなかった未知のマルウェア、ゼロデイ攻撃に対する防御機能を向上します。基本機能として提供されるため、お客様は追加費用無しでメールセキュリティを強化できます。

サービスイメージ

サービスイメージ

IIJのサービスの詳細については以下のサイトをご覧ください。

https://www.iij.ad.jp/biz/smx/

Deep Instinct最高経営責任者のガイ・カスピ(Guy Caspi)のコメント

「IIJのサービスにDeep Instinctが採用されて大変嬉しく思います。我々のミッションは、

エンドポイントを超えてネットワークやアプリケーションまでを予防によって保護することだと思っています。」

Deep Instinct社について

サイバーセキュリティにエンドツーエンドのディープラーニングを適用した初めての企業であり、唯一の企業です。Deep Instinct の人工知能はあらゆるタイプのサイバー脅威の検知を学習することによって、これらを本能的に予防できる機能を備えています。その結果、既知・新種、初見のマルウェア、ゼロデイ、ランサムウェア、APT(高度な持続的脅威)など、あらゆる種類のマルウェアをゼロタイムで予測・防御し、ネットワーク、エンドポイント、モバイルなど、企業内のあらゆる場所で、比類のない精度とスピードで、多層的な防御を可能にします。

Deep Instinctに関する詳細については、下記Webサイトをご覧ください。

https://www.deepinstinct.com/ja/ 

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本件に関するお問い合わせ先: ディープインスティンクト株式会社 マーケティング部 

フィールドマーケティングマネージャー 内尾 陽子 E-mail: yokou@deepinstinct.com