Deep Instinct Prevention for Storage

さまざまなエンドポイントからのファイルがデータリポジトリに移動すると、それは大きな攻撃の侵入経路となり、攻撃者にとって何でも送り込める場所となります。こうしたリポジトリは、NAS (Network Attached Storage) の場合もあれば、ハイブリッドクラウド、パブリッククラウドの場合もあります。いずれの場合であっても、進化し続けるサイバー脅威に対してこれらのリポジトリを保護することは非常に重要なテーマです。たった 1 つのファイルがストレージ内に侵入し、そこから感染を引き起こすことで、企業のデータ全体がリスクに曝されてしまいます。

攻撃ベクトルから保護されたリポジトリへ: データストレージ保護のためのAI

悪意のあるファイルからストレージ環境を保護する上で、従来のセキュリティアプローチがいかに不十分だったのか。

ストレージ リポジトリを保護する重要な必要性

Deep Instinct Prevention for Storage は、ゼロデイ エクスプロイト、ランサムウェア、未知の脅威やその亜種など、ファイルに潜む脅威の99%以上を、ストレージ リポジトリに侵入する前に阻止します。

未知のマルウェアを阻止

悪意のあるファイルの転送を防ぐ

Deep Instinct Prevention for Storage (DPS)は、サイバーセキュリティのために自社開発した世界唯一のディープラーニングフレームワークを活用し、ストレージリポジトリ内でファイルが追加または変更されるたびに、ファイルに対して効率的なマルウェアスキャンを実行するネイティブ統合ソリューションです。これにより、マルウェアがNASやハイブリッド・クラウド、パブリック・クラウドのストレージ環境に侵入することを阻止し、データの完全性を保護します。

  • Deep Instinct は 20 ミリ秒以内にファイルをスキャン可能で、データ保護やマルウェア防御に革命をもたらします
  • DPSでは、ファイルにアクセスするときに常にスキャンがトリガーされ、ユーザーが

    感染したファイルにアクセスするのを防ぎます

  • 悪意のあるファイルはシステムによって隔離または削除されます
  • DPS for NAS は、Dell CAVA や NetApp Vscanに対応し、業界をリードする NAS ベンダーとシームレスに統合でき、スムーズな導入や相互運用性が可能です
  • ファイルのスキャンは利用する組織の環境内で行われ、その環境から外にファイルデータが送られることはありません。したがって、完全なデータプライバシー、機密性やコンプライアンスが維持されます。
  • DPS for Cloud Storage は CloudFormationテンプレートを使用して数分でデプロイできます。また、ネイティブの AWS サービスを使用します

Dell EMC版 データシート を読む

NetApp版 データシート を読むp

総所有コスト(TCO)を抑えながらミッションクリティカルなストレージリポジトリを保護

Deep Instinct Prevention for Storage は、他のソリューションよりもハードウェアを大幅に削減し、高速ファイルスキャンを実現することで、データ保護にかかる総コストを大幅に削減すると同時に、最先端の予防策を提供します。ハードウェアが少ないということは、コスト、メンテナンス、管理リソースの削減を意味します。

予防ファーストのサイバーセキュリティ戦略のための中核となるDeep Instinctの展開フレームワークをご覧ください。以下のリファレンスアーキテクチャガイドでは、Deep Instinctのディープラーニングソリューションが特定のテクノロジーとビジネスのユースケースにどのように統合されるかを詳しく説明しています。

Network Attached Storage (NAS)

Dell EMCとNetAppのリファレンス・アーキテクチャをご覧ください。

クラウドストレージ

AWS S3、Google Cloud Platform (GCP)、Microsoft Azureのリファレンス・アーキテクチャをご覧ください。

Azure

近日発表予定

Deep Instinctのお客様の声

Deep Instinctが信頼される理由

Deep Instinct が、自社の限られた人的リソースで運用できるソリューションであることを確信し、選定しました。実際、運用コストはほぼ変わらないまま、運用負荷は半分以下に、その上でセキュリティレベルを向上することができました。自分たちの立ち位置とニーズに合わせて楽に運用でき、しかもやりたいことを実現でき、現状の運用コストで十二分に能力を発揮できるツールだと捉えています。

株式会社ヤマダホールディングス

Deep Instinct を採用することで、これまで以上に防御機能を高め、より効率的な検知・対応が可能になると考えました。端末に侵入を試みる脅威を可能な限りブロックしていけば、EDRが発するアラートも減り、運用負荷を減らせることができます。Deep Instinctには、防御力の向上やセキュリティレベルの維持、あるいは
使いやすさや運用の効率性といったさまざまなメリットがあると感じています。

住友生命保険相互会社

当時導入していたEDR のアラートが出るたびに、SOC とやり取りしながら確認する業務を行っていましたが、工数がかかる割には、『問題ありませんでした、過検知です』といった回答ばかりでした。Deep Instinct は動く前に止めてしまうコンセプトであり、セキュリティ人材が多いとは言えない我々のような会社にとっては、AI で自動的に止めてくれる仕組みのほうが労力を減らすことができ、効果も高いと判断しました。現在は、問い合わせはほぼゼロという平和な状態です。

三菱ガス化学株式会社

Prevention For Storage

ランサムウェア、ゼロデイ脅威、その他の未知のマルウェアがストレージ環境に侵入するのを阻止するための予測型予防アプローチ